世界の論文から

Fertil Steril 2017 Dec

無精子症の男性において、染色体異常の発現率は14.4%だった。

Fertil Steril 2017 Jan

過去15年間に中国の若い男性の精液所見を調べた。精子濃度、総精子数、前進運動精子数および正常形態精子が低下していることが明らかになった。

Hum Reprod 2017 Feb

自己の卵子を用いた体外受精治療と比較し、着床前診断を行った症例において、早産や低出生体重などの周産期リスクの上昇は認められない。

Fertil Steril 2018 Apr

比較的年齢が高い40歳以上の女性から得られた子宮内膜細胞の研究によると、DHEAが脱落膜化を促進させるという結果が得られた。移植時期前後にDHEAを補充することは子宮内膜の機能を促進させる可能性があることが示唆された。

Fertil Steril 2018 Apr

体外受精治療において、卵巣刺激後期でプロゲステロン値が上昇することがあることは25年以上前から報告されている。メカニズムはまだ不明であるが、この上昇が卵子には影響を与えない、もしくは受精卵(胚)に対しても悪影響はないと考えられている。

Human Reproduction 2018

ビタミンD不足は胎盤形成不全に関与するといわれている。さらに、着床不全や着床異常のリスク上昇にも影響しているのではないかと言われている。体外受精治療している女性において、mビタミンDを含めたサプリメントが充分に摂取された場合、高い妊娠率が得られた。

Human Reproduction 2018 May

タイムラプスを用いた評価法によりDay3の胚を選択し移植したところ、形態的評価を用いて選択肢したDay5の胚移植よりも継続妊娠率は低下した。

Fertil Steril 2018 より

海外では体外受精で得た受精卵の染色体スクリーニング検査を行っている。完全に染色体異常の受精卵が判断できるわけではなく、モザイク胚といって正常と異常が混ざった染色体検査結果がでることもある。モザイク胚の妊娠率は30%であったことが報告された。

Human Reproduction 2017 Janより

体外受精治療で妊娠し出産に至った女性と自然妊娠の女性とを比較した。産後の産褥という時期に起こる精神病のリスクは体外受精後で上昇することはなかった。

Fertility and Sterility 2017 Aprより

提供卵子(ドナー卵子)を用いて体外受精を行い双胎妊娠に至ったグループは、自分自身の卵子を用いたグループと比較すると妊娠高血圧症候群と分娩後出血するリスクが上昇することが分かった。

Fertility and Sterility 2017 Aprより

男性不妊のため顕微授精を受け誕生した71名の女性が18~22歳に至った時点で調べた。AMH(抗ミュラー管ホルモン)、FSH、LHおよびDHEASを含む生殖系ホルモンのレベルと胞状卵胞数は自然妊娠で誕生した同世代の女性とほぼ同様な値だった。

Human Reproduction 2018 Marより

16年にわたるデンマークでの追跡調査によると、体外受精を受けたカップルにおいて、別居や離婚のリスクが上昇することはなかった。

Human Reproduction 2018 Marより

凍結融解胚盤胞移植によって得られた生児出産率をDay5に拡張期胚盤胞になったグループとDay6に拡張期胚盤胞になったグループを比較した。Day5のグループの方が生児出産率は上昇していた。

Human Reproduction 2017 Dec より

無精子症の男性において染色体異常の発現率は14.4%であった。

Human Reproduction 2018 Janより

Day3胚(受精3日目の卵)を対象に着床前スクリーニング検査を試みたとしても出生児が9歳になった時点における神経発達にネガティブな影響をもたらさないということがわかった。