ヒアルロン酸含有培養液とは
当院の移植において使用されている、培養液です。
基本的に、胚盤胞評価におけるTE(栄養外胚葉)の評価が「C」の胚を移植する際や保険適用下で治療をされる患者様に対し使用しています。
不妊治療クリニック専門の矢内原ウィメンズクリニックのブログです。日々の出来事をつつうらうらと書いてみようかと。 ちょっと気を抜いたブログでね。
ヒアルロン酸含有培養液とは
当院の移植において使用されている、培養液です。
基本的に、胚盤胞評価におけるTE(栄養外胚葉)の評価が「C」の胚を移植する際や保険適用下で治療をされる患者様に対し使用しています。
不妊治療の保険適用に伴い、採卵後の培養結果および凍結結果のご説明を培養士からさせていただくようになります。
当院では新たに移植用培養液「GM-CSF含有培地」の使用を開始します。
PFC-FD療法とは
当院HP上お知らせにも記載されておりますが、「PFC-FD療法」が開始されます。
PFC-FD療法=Platelet-derived Factor Concentrate Freeze Dry(血小板由来因子濃縮物 フリーズドライ)
子宮内膜環境の改善を期待できると開発された治療法です。
精子の至適温度
精子にとって適切な温度とはどのくらいの温度なのでしょうか?
イメージとしてはヒトの体温程度(36℃前後)を思われる方が殆どだと思います。しかしその温度、精子の寿命を縮めています。
抗酸化力検査とは...
前回、前々回と「酸化」ついてお話しさせていただきました。今回は当院で行っている「精液抗酸化力検査」についてお話しさせていただきます。
抗酸化力とは?
人体にとって活性酸素は必要なもの、しかし活性酸素は細胞を傷つける危険なものでもあります。したがって、体にとって適量でなければなりません。そのバランスを保つのが「抗酸化力」と呼ばれるものです。抗酸化力とは読んで字の如く、酸化に抗う力、すなわち活性酸素量を低下させ、バランスを保つ力の事を指します。 “老化の原因、「酸化」とは? 後編” の続きを読む