いままで精子調整や精子検査など精子についてばかりの更新でしたので、今回から卵に関するお話をしていきます。培養室では、卵子を受精させたり、受精卵を培養・観察したり、胚(受精卵)を凍結したり、卵子に関して多くの作業を行っています。1つ1つ、培養士がどんなことをしているのか具体的にお話しする予定ですが、その前に、そもそも卵子ってどんなもの?ということを複数回に分けて説明したいと思います。1回目の今回は卵子が存在する卵巣についてお話ししていきます。
月別: 2019年5月
培養士による患者様へのご説明
院内のお知らせや当院HP・ブログでご案内の通り、培養士による患者様へのご説明が今週からスタートしております。
培養室からのおしらせ
今回は培養室からおしらせがあります。
これまで当院の培養士は患者様とお話しする機会がありませんでしたが、卵子や精子など培養士が扱う分野に関して、培養士が直接患者様に結果報告・説明等をするようになります。
培養室のお仕事~体外受精時の精子調整②~
Swim-up法について、具体的に図を交えて説明していきます。密度勾配法は、成熟精子と死滅精子の密度の差を利用した調整法でしたね。今回のSwim-up法は精子の運動性を利用した調整法です。