卵子について②

前回お話したように、卵巣内の残りの卵胞数は年齢を重ねるほど減少していくものです。しかし、昔や今現在の生活習慣、もともとの個人差など、多くのことが影響してくるため、同じ年齢の女性であっても、卵巣内にある卵胞数は様々です。たとえ20代であっても卵胞数がとても少ないという方ももちろんいらっしゃいます。

となるとやはり、自分の卵巣にどのくらい卵胞ってあるのかな・・・??と、気になってきますよね。あくまで推測になりますが、抗ミュラー管ホルモン(AMH)というホルモンの血中濃度を測定することで、卵胞数をある程度推測できます。当院でもAMHの検査を行っております。

 

しかし、あくまでこれは“卵胞の数”を推測するだけの検査です。受精、着床、さらに妊娠につながるためには、卵胞の数だけではなく、卵子自体の質、卵管のはたらき、子宮内膜の状態、もちろんパートナーの精子の質などなど、、、他にも数多くのことが関わってきます。

AMHの結果が良い!卵胞はたくさんあるみたいだからもう大丈夫!何も心配ない!というわけではないのですね。逆に言えば、AMHの結果が良くない=卵子の質が悪い、妊娠しにくいからだである、ということではありません。AMHの検査を受ける場合には、そのことだけ理解していただければと思います。

「卵子について②」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    今日、こちらのクリニックで診察していただき、AMHの値を教えていただきました。
    実年齢26に対し、AMHの値が1.7とかなり差がありました。
    こちらの文章を読んで、少し前向きになれたのですが、子供は二人以上欲しいと考えると、少しでも早いうちに採卵と凍結保存をした方がいいものでしょうか?
    とりあえず、夫と話した結果、まずは人工授精をするつもりですが、妊娠・出産をするとさらにAMHの値が下がると聞いたので二人以上欲しいのに人工授精に踏み切っていいのかと、いまいち決心がつきません。。。

  2. ふーゆー様、コメントいただきありがとうございます。培養部からご返信させていただきます。
    今回のブログを読んでいただき少し前向きになられたとのことで、培養部のブログが少しでもお役に立てたようでとてもうれしく思います。
    ご相談内容につきまして大変申し訳ないのですが、どこのクリニックにおいても”診察”は医師のみ行ってよいものでして、私たち培養士は”診察”にあたる行為をすることができません。
    現在お悩みの”今後の治療方針についての相談”は診察にあたることなので、次回の診察の際に気兼ねなく当院の医師へご相談いただけますでしょうか。
    お力になれず申し訳ございません。

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