卵子の質をよくするとは? ②

今回は”染色体について・染色体の異常ってどういう状態?”というおはなしです。染色体はDNAがぎゅっと集まったもので、遺伝情報をもっています。

2本で1組になっていて、私たちの体をつくっている体細胞には1細胞あたり23組・46本の染色体が存在しています。受精卵も同様に46本の染色体をもちます。受精卵=精子+卵子 ですので受精卵の染色体を46本にするために、精子と卵は半分の23本の染色体をそれぞれもっています。しかし、このとき卵の染色体が22本だったり24本だったりすると、受精卵の染色体が46本にならず染色体の数的異常、が起こります。数的異常の他にも染色体の構造が正常でない、構造異常という状態も存在します。(卵子だけでなく精子の染色体に異常がみられることもあります。別の更新で詳しくお話しします)

染色体異常の卵子の割合は年齢が高くなるにつれ増えていきます、これがよく言われる加齢による質の低下・卵の老化…の主な要因です。流産の50-70%は染色体の異常が関わっているとされますので、染色体異常の卵子が増えることで流産率も上昇します。(※流産率は年齢とともに上昇し、30代前半までは15%程度・30代後半になると20%超・40代になると30%超…となります。)