培養室のお仕事~検卵①~

久しぶりに培養室での仕事の紹介をします。

卵巣刺激後、体外受精のスタートといえるでしょうか。卵を採る過程の紹介になります。培養室は検卵という作業を担当しています。

「採卵」は分かるけど「検卵」ってなに?という方も多いかもしれません。ざっくりいうと、このようになります。
採卵→卵巣内の発育した卵胞から卵胞液を採取する
検卵→卵胞液内から卵子を探して回収する

採卵については医師や看護師から詳しく説明がなされているかと思いますので、簡単にお話します。
採卵はオペ室にて医師と看護師によって行われます。オペ室には内診台やエコーをはじめとした機材が準備されています。

採卵前の診察、膣洗浄、麻酔(静脈麻酔or局所麻酔)などが完了すると、実際に採卵が始まります。採卵は、医師がエコーを用い卵巣内の卵胞を観察しながら行います。直径の大きな発育している卵胞に、医師が採卵針を刺し、サポートする看護師が卵胞液を吸引します。この流れを繰り返し、発育している複数の卵胞から卵胞液をすばやく採取していきます。採取した卵胞液はシリンジに回収され、培養室へ渡されます。発育卵胞の数が多く、予想卵数も多い場合は時間がかかることもありますが、ほとんどの方が5~10分程度で終了します。

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