神奈川県の不妊治療専門クリニック 矢内原ウィメンズクリニック

Fertility&Steriliry 2010 Decより

世界の論文から
子宮内に生理食塩水を注入して超音波にて子宮内の異常を診断する方法は、注入しない超音波診断よりも有用な検査であるが、診断精度は子宮鏡が最も優れている。 精子検査は良好な再現性が認められないため、2回反復して行う事が妥当と考えられる。 IVF児は自然妊娠児と比較し周産期死亡率、低出生体重児、先天奇形、性差に顕著な違いは認められなかった。 閉塞性無精子症患者におけるICSIにおいて、精巣上体精子、精巣精子の何れを用いても受精率、妊娠率、流産率に差は認められなかった。 萎縮性精巣においては、conventional TESE + microTESEにおける精子回収率は低くかった。 ヒトにおける卵巣組織移植において、その凍結方法はvitrification法の方が緩慢凍結法よりも有効である。

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