矢内原ウィメンズクリニックは、神奈川県にある不妊治療の産婦人科のクリニックです

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ピックアップ

クリニックからのお知らせ

当クリニックの論文、発表の要約
Yanaihara Research Unitより

反復不成功例の凍結胚移植における高濃度ヒアルロン酸含有培養液の有効性について

顕微鏡下精索静脈低位結紮術時における内精動静脈鑑別のためのインドシアニング リーンによる蛍光血管造影の有用性

2種類の single step medium を用いた培養成績の比較検討

当院で従来から使用している培養液と、新しく採用した培養液の体外受精での培養成績を比較検討しました。新しい培養液は従来と比較して同等、もしくはやや良好な成績を示し・・・

世界の論文から

  • 睡眠と体外受精治療の転帰の関連について検討した研究。睡眠時間が7時間未満または入眠障害がある女性は成熟卵及び良好胚の数の減少と関連していることが示された。しかし睡眠時間が9~10時間未満の女性は7~8時間未満の女性と比較して妊娠率が低かった。なお、睡眠時間と体外受精治療の転帰との関連は30歳以上の女性および、主観的な睡眠の質が不良な女性において認められた

  • 着床前診断でモザイク胚(正常な染色体の細胞と染色体異常のある細胞が混在している胚)と診断された1000個の胚の妊娠成績を検討した研究。着床率、出産率、継続率を比較した結果、移植胚の優先順位は正常胚>部分モザイク胚(モザイクの程度は問わない)>モザイク1本(50%未満)>モザイク2本(50%未満)>モザイク3本以上(50%未満)>モザイク1本(50%以上)>モザイク2本(50%以上)>モザイク3本以上(50%以上)となった。

  • 異常胚やモザイク胚(正常な染色体の細胞と染色体異常のある細胞が混在している胚)を移植した場合の転帰について調査した研究。前医での着床前診断で異常胚やモザイク胚と診断され、移植を断られた胚を50名に移植した結果、8人が出産に至り、流産が11回、陰性判定が38回となった。出産児の7名は染色体正常であり、1名が着床前診断通りの染色体異常を認めた。流産して染色体検査が可能であったが9件のうち、4件は染色体正常、5件は着床前診断通りの染色体異常であった。

休診日
木曜日午後、日曜日、祝日
診察時間
午前8時30分〜午後12時30分
午後15時〜19時(土曜日17時まで)
診察内容
不妊症、不妊治療