卵子について②

前回お話したように、卵巣内の残りの卵胞数は年齢を重ねるほど減少していくものです。しかし、昔や今現在の生活習慣、もともとの個人差など、多くのことが影響してくるため、同じ年齢の女性であっても、卵巣内にある卵胞数は様々です。たとえ20代であっても卵胞数がとても少ないという方ももちろんいらっしゃいます。

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卵子について①

いままで精子調整や精子検査など精子についてばかりの更新でしたので、今回から卵に関するお話をしていきます。培養室では、卵子を受精させたり、受精卵を培養・観察したり、胚(受精卵)を凍結したり、卵子に関して多くの作業を行っています。1つ1つ、培養士がどんなことをしているのか具体的にお話しする予定ですが、その前に、そもそも卵子ってどんなもの?ということを複数回に分けて説明したいと思います。1回目の今回は卵子が存在する卵巣についてお話ししていきます。

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培養室からのおしらせ

今回は培養室からおしらせがあります。

これまで当院の培養士は患者様とお話しする機会がありませんでしたが、卵子や精子など培養士が扱う分野に関して、培養士が直接患者様に結果報告・説明等をするようになります。

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培養室のお仕事~体外受精時の精子調整②~

Swim-up法について、具体的に図を交えて説明していきます。密度勾配法は、成熟精子と死滅精子の密度の差を利用した調整法でしたね。今回のSwim-up法は精子の運動性を利用した調整法です。

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培養室のお仕事~体外受精時の精子調整①~

前々回まで長々と人工授精時の精子調製について、密度勾配法という調整法を説明してきました。密度勾配法で調整することによって運動精子を回収し、死滅精子・運動性の悪い精子を取り除くことができ、運動率は上がります。しかし全ての死滅精子・運動不良精子を取り除くことはできません。そこで体外受精時には密度勾配法に加えてSwim-up法という調製を行います。時間や手間はかかりますが、Swim-up法を行うことで調整後の運動率はほぼ100%となります。

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培養室のお仕事~人工授精時の精子調整②~

今回は人工授精時に精子調整をする目的についておはなしします。なぜ射出された精液をそのまま人工授精に使用せず、精子調整を行う必要があるのでしょう。

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