胚の凍結保存について

採卵・受精を経て順調に胚が成長すると移植へと進んでいきますが、全員が採卵と同じ周期に移植をするわけではありません。採卵周期に移植しない場合や、複数個の良好胚があり移植しなかった胚がある場合は、いったんそれらの胚を凍結し、成長を一時停止させ、次の移植時まで保存しておきます。

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アシステッドハッチング(AHA・孵化促進法)について

今回はアシステッドハッチング(AHA・孵化促進法)という技術についての説明です。卵は透明帯という柔らかい殻で覆われていますが、着床するためには胚盤胞まで成長した胚がこの透明帯から出て子宮内膜に到達する必要があります。

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胚のグレード・評価について -分割胚-

胚の成長についてはすでに説明しましたが、今回は胚のグレードの評価方法を紹介します。分割胚と胚盤胞では評価方法が異なり、分割胚ではVeeck分類法、胚盤胞ではGardner分類法というものを適用しています。

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日本生殖医学会2019から~精子力を高める!~

昨年の話になってしまいましたが…今年度の 日本生殖医学会・学術総会の会長は獨協医科大学越谷病院 泌尿器科主任教授であります、岡田 弘先生が務められました。岡田先生のオフィシャルサイト 男性不妊バイブルのプロフィールを引用させていだたきますと…“男性不妊を専門とする泌尿器科医の第一人者。30年にわたり最前線で男性不妊患者の治療にあたり、日本で最も多くの MD-TESE手術を手がける。”と、大変ご高名な方でいらっしゃいます。

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2020年を迎えて…☆

あけましておめでとうございます。

皆様、どのような年越し・お正月をお過ごしになられたでしょうか。

 

培養室には日曜日・祝日などの休診日や、ゴールデンウィークなど長期休暇中でも、常に培養中の卵があります。ですので、毎日誰かしら培養士が出勤し卵を観察したり凍結保存したり…といったことをしております。

しかしこの年末年始だけは(患者様にはご迷惑をお掛けしますが…)採卵をストップさせていただくので、数日間は培養中の卵がない状態になります。こういった機会に普段は卵子が入っている培養庫内をいつもより丁寧に清掃したり、滅菌したりといった作業を行っています。培養室の年末大掃除!ですね。

昨年は当院にも念願のタイムラプスインキュベーターが導入されたり、培養士による患者様への説明がスタートしたり、なかなか変化のある年でした。また、この培養室ブログをスタートさせたり、“よくある質問”に卵子や精子についての回答を充実させたり…培養室からの情報発信を始めた1年でもありました。

本年も、変わらずミスのないよう1人1人慎重な仕事を心掛けながら、現状に満足することなく取り入れることは柔軟に取り入れて向上していける培養室でありたいと思います。

日本生殖医学会2019から~AIによる精子選択~

今回の学会ではAI・人工知能関連の発表も数多くありました。私自身あまり機械系・PC等々に詳しくないのですが、、、、時代はどんどんと進んでいるのだなあ、頑張ってついていかねば…と感じました。

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日本生殖医学会2019から~スマホで精液検査~

引き続き、今回の学会での気になる発表をご紹介していきます。

②シンポジウム内にて、株式会社リクルートライフスタイル 入澤さんから“スマートフォン精子チェック「Seem」が実現する,男性参加型の妊活”というお話がありました。

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