神奈川県の不妊治療専門クリニック 矢内原ウィメンズクリニック

精子調整過程のデカント操作で失われる精子の数についての検討

当院の論文学会発表

和文論文
畠山将太、菊地愛、齋藤ひとみ、多賀幸希、倉田由紀、穴久保久誉、黄木詩麗、矢内原敦
日本受精着床学会雑誌 34巻2号 270-274 (2017)

精子調整過程で余分な調整液を除去する方法として、スポイトを用いる方法と、容器を傾けて除去するデカント法があります。デカント法の場合、操作が簡便ですが調整液とともに精子までも流してしまう恐れがあります。しかし、今回の検討によりスポイト法と差がないことがわかりました。このことにより、より迅速に精子調整を行うことができる可能性が考えられました。

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